【自然乾燥　半乾き】髪と頭皮に起こる悲劇

濡れた髪は、水素結合が切れてキューティクルが開き、一番弱い状態です。半乾きなど水分が残っている状態で寝てしまうと枕との摩擦で髪が傷んでしまいます。濡れた髪をブラッシングしてはいけないのはこのためです。

加えて、湿気により頭皮に雑菌が繁殖し易い環境になり、フケ・かゆみの原因になります、頭皮の環境が悪いと髪の育つ環境が整っていないということなのでこれを続けていると薄毛の原因にもなるでしょう。

髪の為というよりは、髪の成長時間（睡眠時）に頭皮を不潔にしておく事が問題ですので、頭皮の為にドライヤーで素早く乾かした方がいいです。乾かす前に頭皮の保湿ローションは必ず塗布してください

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ドライヤーをすることは髪にとっていい事です

「ドライヤーは髪に悪い」と思い込んでいる人もいますが、実はドライヤーの熱でキューティクルが傷むことはあまりありません。ドライヤーが髪に悪いというのは1世代前の話です。

ドライヤーが髪に悪いとはなにが悪いのかそれは『熱』に他なりません。

高温の熱風により、ケラチンという毛髪の約8割を占めるたんぱく質が変質してしまう。これは熱変性と呼ばれています。

要は髪が痛むという事です。

ではなぜ、ひと世代前なのかなというと、髪に悪いとされる『熱』をださないというテクノロジーを搭載したドライヤーが続々と発売されているからです。くわえて『熱』から頭皮と髪を守るハイスペックなローションも多数あるためです。

光ドライヤー   以前の記事 このドライヤーは凄い

乾かし終わった後も、水分量が残ってくれるので熱変性しない。

バイオプログラミングレプロナイザー公式  

『熱』自体の性質を違うものにしているので熱変性しない、冷風で髪に艶が出るという画期的テクノロジー

dysonヘアドライヤー公式

『熱』が低温なので熱変性しない、熱ではなく風の強さで乾かす。乾き終わる時間を圧倒的に短縮

自然乾燥は、髪だけではなく頭皮にもよくない

自然乾燥だからと言って、髪が全く傷まないと言う訳ではありません。

自然乾燥で乾いた髪の毛は、キューティクルがキレイに閉じきらず、乾いた後でも傷みやすく、広がる原因にもなります。なのでドライヤーで完全に乾かさなくてはいけないのです。

要は、髪の毛が長い時間濡れている事が良くないんです。

髪には常在菌が潜んでいるため、濡れている状態が続くと雑菌が繁殖してしまい、においやかゆみの元になります。

さらに、髪を濡らしたまま寝てしまうと枕と髪が接触している部分は湿度が高まるため、より菌が繁殖しやすくなってしまいます。

乾かし方

シャンプー後のタオルドライはタオルで毛髪を挟み込むように出来るだけしっかりと水分を取ってからドライをしていきます。

その際、髪の根元から乾かしていきます。根元を乾かそうとすると全体的に風が当たるので効率が良いです。逆に、毛先から乾かすと根元が全然乾いておらず半乾きで終わるパターンが多いです。オーバードライの原因にもなります。

ドライヤーは左右に振りながら、同じ個所を3秒以上熱しないよう注意しながらかけていきましょう。

濡れている時の髪の毛は熱による痛みに弱いのですが、乾いた状態では強くなります。

また、濡れた髪は膨潤してキューティクルが立ち上がり、とて傷つき易く、摩擦や刺激に弱い為、キューティクルが剥がれ易いので、ある程度乾くまではブラシではなく指を使って髪型を作っていくといいと思います。