こんにちは、TUMUGU田園調布店代表のKiRiKoです。
全国的にも天気のよい今日このごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
我が家の娘は私が在宅ワーク中はベランダに小さなテントをはり、お気に入りの
人形たちとお菓子を並べてお食事会をしています。(笑)
こんな時期ですが良くしていくためにネガティブな考えではなく何か一つでも得るものがある一日になるようにポジティブな工夫が大切だと思っています。
だから皆さまもどうか前向きにお過ごし下さい。
そして髪のお悩みがあることをネガティヴに思うのではなく、あなた自身の気持ちや行動一つで良い方向に導いていけるよう、これからもTUMUGUは発信し続け皆さまのお手伝いができることを努力してまいります。
さて、前回のブログでは私がTUMUGUと出会うまでのきっかけと出会ったことで髪に悩む女性の味方でありたいと強く思うようになった事でより深く女性の脱毛症【FAGA基礎知識】について追求している事を解説しました。
今回は前回解説した“びまん性脱毛症”の原因のひとつである血行不良や栄養不足が、健康な髪の毛の育成を阻害してしまう可能性があることから生活習慣の乱れや食生活、ストレスなどにより通常のヘアサイクルが乱れる事で髪が抜けるというところに着目するのではなく毛周期で抜けた後に生えてくるはずのリズムを重視する事が私は大切だという事をお伝えしたいと思います。
Contents
ヘアサイクルについて
皆さまもなんとなく承知とおもいますが髪の毛には寿命があり古くなった毛は抜け落ちますが、やがて新しい毛が生えてきます。この一連の流れを“ヘアサイクル”といい「成長期」「退行期」「休止期」の大きく3つのステージに分かれています。
1日あたり約50~100本程度の髪の毛が自然に抜けると言われていますが髪の毛が完全になくならないのはこのヘアサイクルが繰り返されているからです。
ヘアサイクルの説明
では、髪はそれぞれのステージで、どんな状態にあるのでしょうか。
成長期
今生えている大多数の毛髪は成長期であり伸び続けています。まさに髪が成長する段階で髪の毛の元である毛母細胞の細胞分裂が活発に行われ、毛球部で作られた毛は、その後、上部へと押し上げられます。人間の髪の毛は、約10〜14万本あると言われています。その約85%が成長期の段階で女性の場合平均して約4〜6年で次のステージへと移行します。
退行期 休止期に移行する過程の時期であり毛乳頭の活動である毛母細胞の細胞分裂が衰え、毛球部が萎縮し完全に退化します。この期間はおおよそ、1〜3週間程度と言われます。
休止期
ヘアサイクルの最終段階であり髪の毛の製造がストップします。そしてまた成長期に向けて、新生期になり毛乳頭が再び活動をはじめ新しく髪が作られていくと同時に古くなった髪の毛が新しい髪の成長によって押し上げられることで自然に抜け落ちます。このステージは、約3〜4カ月かけて終了します。
男女や個人で差がありますが、女性の場合、平均的に4〜6年でヘアサイクルが一周し、一生で15〜30回ほどのヘアサイクルを繰り返すといわれています。
ヘアサイクルが乱れると
薄毛で悩まれている人の多くは抜け落ちた毛髪を見て薄毛になったと思いがちですが、私が今回お伝えしたい事は抜け落ちた毛髪を見るのではなく、ヘアサイクルが乱れてしまうとで新生期で新しく髪の毛が生えるところが生えにくくなったり、また生えた毛が細く短いままだったりする事で成長期の髪の比率が少なくなり、休止期の髪が多くなるといったヘアサイクルの乱れが全体の髪のボリュームがなくなってしまうことに注目してほしいのです。
ヘアサイクルが乱れる主な原因
- ストレス
- 生活習慣の乱れ(睡眠不足や運動不足、喫煙や過度の飲酒など)
- 頭皮環境
- 加齢
ストレスやよくない生活習慣、間違った頭皮ケアは、頭皮の血流を悪化させます。そして頭皮の血流が悪くなると、毛根への栄養が行き届かなくなりヘアサイクルにも悪影響になり乱れます。そうなる事でさらにストレスになったりと悪循環になるため健全なヘアサイクルを維持するためには、日頃の生活スタイルを見直し、ストレスの少ない規則正しい生活を送るよう努めましょう。
また、ヘアサイクルは、季節で乱れる傾向もあり“秋口に抜け毛が増える”とよく耳にしますがこれは成長期にある毛の比率が季節が要因で変化しているためで休止期の毛の量がピークとなるのは、7月だといわれます。そして約3カ月かけて休止期が終了するため10月ぐらいまでは自然脱毛が増加するというわけです。つまり、秋口の抜け毛は、科学的にも証明されていることなのであまり深くとらえ過ぎずに楽観的に気持ちを楽に持ちましょう。
さらに、加齢によるヘアサイクルの変化も自然なことであるため、ある程度は仕方のないことです。ただし、閉経により女性ホルモンの減少で起こるFAGA(女性男性型脱毛症)は例外です。成長期の期間が短縮してしまうFAGAは、成長期を持続させるようなケアで薄毛が解消する場合もあります。閉経や更年期障害など体の変調とともに薄毛を感じた時は専門の医療機関へ相談する事もおすすめします。
ヘアサイクルは生活習慣により乱れてしまう繊細なものです。仕事や人間関係のストレスを軽減するよう努めたり、睡眠不足・運動不足、喫煙や過度な飲酒・ダイエット、頭皮に合ってないヘアケア用品やシャンプーの方法が正しいかを見直したり、よくない生活習慣を正したりすることで、ヘアサイクルを健全な状態に導けるかもしれません。
こうしたヘアサイクルの基本を理解したうえで薄毛にならないライフスタイルが送れるよう努めたいものですね。
TUMUGUではボリュームアップエクステ【ニット】で毛量を増やすだけではなく頭皮環境を良くしていくためのアドバイスや、美容師として1人1人に合わせたヘアスタイルの提供を致します。頭皮環境を整えるためのケアについては次回お話ししたいと思います。
髪にボリュームが無くペタンコになってしまう事例
今回は、TUMUGUのモデルをしていただいている方に、TUMUGUのボリュームアップエクステ【ニット】を付けるとどのように変わるのか?実際に試してもらいました。
画像で見るビフォー&アフター
まずはこちらの画像を見てください。へアスタイル全体がペタンコになっており、ちょっぴり寂しい雰囲気。。。おしゃれムードが足りない状態になっています。
でも、下の画像ではどうでしょうか?髪にボリューム感が生まれ、頭全体がふんわりとしました。印象が華やいで、ビフォー画像よりも若々しく見えるのが分かるかと思います。
今度は左サイドです。右サイド同様、髪質はとてもきれいなのですが、全体がペタンコな印象はぬぐえず、なんだか疲れているようにも見えてしまいます。
こちらも、下の画像のように変わります。髪にボリューム感やダイナミックな動きが加わったことで全体のバランスが整って、より小さくシュッとした顔立ちに見えませんか?
動画で見るビフォー&アフター
画像だけでは分かりにくいダイナミックな髪の動きや毛流れの変化を、ぜひ動画でもご覧になってみてください。下の画像の真ん中の再生ボタンをタッチ⬇️
ヘアスタイルにふっくらとボリューム感が出ると、顔全体の印象が華やぎ、明るくなります。その結果、マイナス何歳か若返って見えるんです。しかもスタイリングも簡単にキマるようになる。そうすると、今度は「もっとこんな髪型をしてみたいな」「こんなコーデもやってみよう」お洒落ももっともっと楽しみたくなってきます。
すべての女性に、ワクワクする毎日を楽しんでほしい。ヘアスタイルのアンチエイジングをぜひ一度、ご自身で体感してみてください。
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