「ニット」を作るきっかけとなった、5つの経験と想い『その2』

初めましての方もそうでない方も、このページを見ていただいてありがとうございます。

今年からTUMUGUという会社を設立し、髪を増やせるデザインツール『ニット』を広く世に広めるために日々精進しております。

このサイトを通じて、皆様にこの『ニット』というサービスを知っていただきたい。髪にコンプレックスを持っている方・悩んでいる方のコンプレックスを解消して、喜んでもらいたい。人に喜んでもらえるこのサービスを世に広めたいと思っています。

 

 

今回は私、MARUとはどんな人間なのかを知っていただきたく、自己紹介したいと思います。この記事を通して、こんな奴が今『ニット』というデザインツールを世に広めようとしているんだな、ということを知っていただければ幸いです。

今回は、前回に続く「about maru その2」です。

 

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ニットを作ろうと思ったきっかけ

私にはブレない気持ちがあります。「お客様がいるから、自分の美容はある。お客様に喜んでもらう、それが自分の美容人生だ。」という気持ちです。私の美容人生は、常にお客様からの教えに支えられています。TUMUGUのボリュームアップエクステ「ニット」も、お客様のニーズから生まれたものでした。

2010年、私はスタイリストとして多くのお客様を抱えるようになっていました。サロンでも責任あるポジションに立ち、お客様からの紹介も増えて、お客様の年齢層も広くなってきていました。

私は当初からカットが得意で、髪の量の多い方にはカットの工夫だけで髪のボリュームを落としたり、くせ毛の方には癖を生かしてヘアスタイルを作っていました。そうしたカットに好評をいただいていたため、髪の量が多い方やくせ毛のお客様が自然と多くなっていました。

そんな中で、何年も来ていただいている30代の女性のお客様から、こう言われたのです。

「最近、髪が細くなって地肌が見えてきているように感じるの」

私はハッとしました。実は、私もそう思っていたからです。しかし、その解決策を美容師の自分は持ち合わせていない。だから自分からはお客様に言えない。私はお客様に答えました。

「そんな事ないですよ。気のせいだと思いますよ」

しかし、またある日のこと、長くご来店いただいている20代のお客様からも言われたのです。

「産後、顔まわりと分け目に切れ毛がすごいの。どうしたらいいかな?」

私はこうお答えしました。

「では、分け目を右から左に変えましょう」

別の日には、40代の女性のお客様からも相談を受けました。

「髪のトップがペチャンコになって、昔のような華やかな髪型にならないの」

私の答えはこうでした。

「では、パーマをかけましょう」

髪の量が多い方やくせ毛の方には、嘘なく素敵なスタイルを提供できます。しかし、「髪の細い方や、髪の量の少ない方に、自分は嘘をついているのではないのか?」と思うようになりました。

その後、先輩スタイリストに聞いたり、ネットで調べたりもしました。頭皮に関する知識も身に付けました。でも、美容師が行なうことができて、なおかつ女性の薄毛に対してベストと言い切れる技術は見つかりませんでした。どうしても「カットやパーマでごまかすしかない」と感じていました。

「お客様がいるから、自分の美容はある。お客様に喜んでもらう、それが自分の美容人生だ。」この気持ちを大切にしていた自分にとって、この「お客様への嘘」が、その後の自分の美容人生を大きく変化させました。

そして決定的だったのは、2016年に娘が生まれた頃の出来事でした。こんどは私の嫁が、出産後に脱毛に悩まされたのです。私は「髪を増やす技術を学び、自分が作り出そう」と決意しました。美容師として20年目のことでした。

ブレない気持ちは何よりも強い『アシスタント時代』

少しだけ、20代の頃のお話をします。

私は、18歳から42歳の今に至るまでずっと美容師としてやってきました。私が20代で何を学んだか?それは気持ちはすぐブレてしまうということでした。

「人を喜ばせる、人を幸せにする、人を綺麗にする、人の為になる美容の力を得る」。そのために上京したつもりでした。しかし、新潟の田舎から出てきて早々、私は東京にすっかり魅了されてしまいました。

どんな仕事も、入社1年目は仕事の基礎を固めるのに非常に大切な時期ですよね。美容師も同じなのですが、東京の魅力にとりつかれた私は、完全に遊びほうけていました。「人を綺麗にするための力を手に入れる」という当初の想いは、すでに消え去っていました。気持ちはこうも簡単にブレてしまうのです。

そんな自分ではいけないと気付いたのは、お客様からの声がきっかけでした。

美容師の1年目の仕事はシャンプーです。同期のメンバーは皆お客様から「君のシャンプー気持ち良いわね」「次も指名するわ」などと褒められ始めていました。なかには、お客様から指名のシャンプーをもらっている同期もいました。

同期がそんな言葉をもらっている一方で、私は大失態を犯してしまったのです。

元々手先が器用だった私は、シャンプーのテストに難なく合格し、お客様のシャンプーを受け持っていましたが、相変わらず練習もせず、遊びほうけていました。そんなある日、私はシャンプー中に手が滑って、シャンプーヘッドを落としてしまい、お客様のお洋服をシャワーの水でびしょびしょに濡らしてしまったのです。

私は必死に謝りました。そのお客様は、私の働いているサロンのオーナーが担当しているお客様で、ご自身で会社をやられている方でした。お客様はタオルでお洋服を拭きながら、私に静かな声で伝えてくれました。「あなた、終始手が震えていたわよ。あなたの不安な気持ちが手から伝わってきてたのよ」「手で人に触れるということは、あなたの気持ちや心が、あなたの手から相手に伝わるということなのよ」「あなたは気持ちの良いシャンプーをしようと努めていたかしら?」

私はお客様の前で泣いてしまいました。どんな気持ちもお客様に伝わる。散漫な気持ちもお客様には伝わるのです。私はそのことをお客様から教わりました。なんとその方は、その後も私がこのサロンを辞めるまで、ずっと私を指名し続けてくれました。美容以外のことも相談させていただき、いろいろなことを教えていただきました。

私は生まれ変わったように美容に打ち込みました。幸いなことに、私の入社したサロンは表参道にある数多くのサロンの中でも随一練習を熱心にするサロンで、先輩が後輩の練習を見るシステムが自然に根づいていました。

朝は10時からサロンワークに入って22時に終わり、そこから深夜3時まで練習した後に帰宅して、朝6時には出社してまた練習。そんなアシスタント時代を送りました。

ブレない気持ちは何よりも強い『スタイリスト時代』

そして私は「人を喜ばせる、人を幸せにする、人を綺麗にする、人のためになる美容の力を得る」というブレない想いと共に、スタイリストになりました。一青窈さんが「ハナミズキ」でブレイクしていた2004年のことでした。

当時はSNSはおろか、ネットもまだ普及していない時期でしたので、集客は雑誌媒体やTVコマーシャルしかありませんでした。集客方法は各サロンによって違いますが、私が所属していたサロンでは、自分のお客様は自分で営業し集客するという方針でした。「自分で集客する事で、美容師として必要な色々な要素を学ぶ事ができる」という理念を大切にしていたためです。

デビューしたての私には、私を指名してくれるお客様がいませんお金を払ってまで髪を切りに来てくれる知り合いや友達もいませんでした。

お客様がいなければ、サロンワークでやることは何もありません。せっかくスタイリストなったのに仕事がない。私はスタイリストになってから毎日、営業前の朝、営業後の夜、原宿や渋谷の街で道ゆく方々に声をかけていきました。「髪を私に担当させてください。綺麗にします」「青山で美容師をしています。Maruと言います」美容の仕事がしたければ、お客様に来てもらうしかなかったのです。

その時代は、美容師なら必ず、アシスタントの頃から、道ゆく方に声をかけて髪を切らせてもらうのが通例でした。街で直接声をかけて、美容師の技術を練習するためのお願いをしたり、撮影のモデルをお願いしたりしていました。

私はお声掛けを続けた結果、短期間でかなりのお客様に支持されるスタイリストのなりました。今考えてみると、「綺麗にしたい」「あなたのためのカットをします」というブレない想いが、担当させていただいたお客様に伝わった結果だったのだと思います。ついに私は、サロン内での指名売り上げNo.1のスタイリストになったのです。

しかしその後、私の気持ちはまたブレてしまいます。そのブレた気持ちに気付かせてくれたのもまたお客様でした。

No.1になった私は、そのポジションを守ろうと思い始めたのです。人を喜ばせる、人を幸せにする、人を綺麗にする、人のためになる美容ではなく、自分の立場を守るための美容になってしまっていました。気持ちを込めてやるべき技術が、お客様が多くなって来て、髪型を作る為だけの技術になってしまったのです。

気持ちは自分の手に伝わり、手からお客様へと伝わります。そんな私が指名される訳もなく、お客様からの指名はみるみる減っていきました。気持ちを込めてやるべき技術が、日々の仕事をさばく技術になっていたのです。

そんな時、一通の手紙が送られてきました。そこにはこう書いてありました。「あなたのカットがあまり好きじゃない時もあったけれど、あなたには気持ちがあったから、私は毎回元気をもらいに行ってました。でも、最近の気持ちのないあなたには何も魅力を感じません。あなたのところに行く理由は無くなりました。今までありがとう。」

美容は誰かに自分を誇示するためのものではなく、人の為にするものであり、人を喜ばせるものだと身に染みてわかった出来事でした。

まとめ

私は美容師という仕事が大好きです。自分の美容で人に喜んでもらいたい、人を幸せにするような仕事をしたい、人のために生きたい。そう強く思っていますが、今そんなふうに思えるのは、想いとは真逆の行為をお客様にやってしまったことが原因だったのです。「ニット」に至っては、お客様についていた嘘から生まれたものでした。

自分を頼りにしてくれている人たちに、もう嘘はつきたくありません。ブレない想いは相手に伝わると信じて、美容に打ち込もうと思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

私は、5つの経験が『TUMUGU』の生まれるルーツとなったと感じています。今回はそのうちの1つを記事にさせてもらいました。次回は3つ目の経験を記事にしていきます。

 

 

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