毎日使う美容アイテムの筆頭は『ドライヤー』と『アイロン』ではないでしょうか?「沢山種類がありすぎて何を選んでいいかわからないからどれがいいか教えて」と言われるのもこの2つのアイテムは群を抜いています。
2018年10月に発売された『Dyson エアラップ』は皆さんご存知ですよね!風の力でカールを作ってくれるというユニークな機能を搭載したドライヤーです。口コミは良いけど実際のところはどうなのか?ヘアケア製品で59400円、値段も値段なのでなかなか簡単に手の出せない品ですよね。
しかも、Dysonエアラップの認識って『勝手に巻いてくれて、巻髪仕上げになるDysonの製品』くらいしか、わかりませんよね。他サイトにも『Dysonエアーラップを使ってみた』という記事はあるのですが、肝心なことが抜けているんです。
ですので、今回はプロ目線でわかりやすく、肝心なところも余すことなく『Dysonエアラップの説明』をしていきます。
ちなみに私は、2016年から『Dyson Supersonic ヘアドライヤー』をサロンワークで使用しています。Dysonのドライヤー支持者です。ちなみに2台目です。風が強くて、温度が低温であるところが髪とドライされている方への負担が、圧倒的に他のドライヤーより少ないところが気に入っています。
Dysonエアーラップについての他の記事にはない説明をします
詳しくは公式サイトでご覧ください https://www.dyson.co.jp
公式サイトを、ご覧いただいたらわかると思いますが。
再度こちらでも、まずは商品の特徴を要点をまとめて説明します。
Dysonヘアケア製品はスタイラーが沢山ついています、ここが他のメーカーのヘアケアー製品と違う所です。
真ん中の3本が、皆さんご存じの巻き髪用のスタイラーです。大きさは3種類。
そして、ブラシスタイラーも3種類、ロールブラシとスタンダードブラシ2種類。
そして最後の一番左のスタイラーは何でしょう?
実は、これをつけるとドライヤーになるんです。
ここが肝心な所です!もちろんドライヤーとしての性能はスーパーソニックドライヤーと同等です。
冒頭にも書きましたが、Dysonエアーラップはあくまでもドライヤーなんです。
という事は、ドライヤーとしても使えるし、ブラシとしても使えるし、自動で巻いてくれるヘアーアイロンにもなってくれる
3wayヘアケアーアイテムという訳です。
Dyson公式でヘアーラップは59400円、スーパーソニックドライヤーは48600円と言う事は差額10800円がブラシと、自動で巻いてくれる機能の値段というわけです。
ここまで理解して頂いてから実際使ってみてのレビューをお伝えします
Dysonエアーラップ実際使ってみた!
1,ドライヤーとしての機能は、低温で風の勢いで乾かすことによって髪のダメージが圧倒的に少ない、なおかつ風が強いのでクセを取ってくれブロー効果が得られるという点はスーパーソニックドライヤーと同じです。
2,ブラシのスタイラーです。ちなみにドライヤーにブラシをつけるという発想は70年代からありましたよね!いわゆる『くるくるドライヤー』というやつですよね!今も進化版は家電量販店に沢山ありますよね。
Dysonエアラップのブラシもそれと同じです。ただ違うのは風の温度と風量です、先ほど説明したドライヤーとしてのスペックをそのままブローにも応用しちゃおうということです。
低温でブローをする事で髪に負担を蓄積する事なく、形をつけることができるのはかなりメリットあります。
3,自動巻機能です。風の力で自動で巻いてくれてヘアアイロンの様に使用できる、かなりユニークな機能です。仕上がりのウェーブ感にアイロンでつくったウェーブとはかなり違いがありました。
アイロンの熱でつくったウェーブはどうしても硬さがでてしまいます。パリッとしてしまうというか、カチッとしてしまうというか、高温の熱を利用して作るので仕方がないと思います。
それに比べエアーラップで作ったウェーブはふんわり柔らかな、空気をまとった仕上がりになります、そして何より自然感がある様に見えました。低温の風の力を利用して作ったものと高温の熱を利用して作った仕上がりの差です。
髪に高温を与えるすぎると、髪はタンパク質変性(生卵に熱を加えるとゆで卵になる)を起こしてしまうのです。髪が焦げる手前の状態にあることです、そのため熱で作ったウェーブには柔らかさやふんわり感が出にくくなるというわけなんです。
使い勝手の悪い箇所
髪のプロではない方が、使用すると仮定して使い勝手の良くない箇所をあげました。
1,製品が大きくて重い そもそも美容製品は『小さくて軽い』が最近の常識です。何故ならば、ほぼ毎日使用するもので、なおかつ女性がメインターゲット、重かったら使いたくなくなります。
しかしながら、Dysonエアーラップは、手で持つ部分(柄、取手)に箇所が異様に長い、そしてかなり重いです。
Panasonicのナノケアドライヤー(かなり見た目大きくてゴツい)と持ち比べたのですが、圧倒的にエアーラップの方が重いです。
そして、大きい。本体も大きいのに加えてスタイラーを収納しておく箱も相当な大きさなんです、何せスタイラー7種類ありますからね。収納場所に困るかと思います。
2,風が強すぎて、髪が絡んでしまう。これは実際お客様に相談を受けたことがあります。絡みやすい髪質ではない方なのですが、Dysonのドライヤーを使用すると絡んでしまうという事でした。
もちろん当て方の問題なのですが、風が強いが故に起こる事です。もともと絡みやすい方は注意が必要だと思います。髪の毛の生えかたに沿う様に風を当ててあげると絡まずに乾かせます。
3,髪質、髪型を選ぶ。どんな髪にでも、どんな髪型にも合う!というわけではないなと感じました。
基本、日本製品はどんな髪質にも、髪型にも対応できる様に作ってある様に、使っていて感じます。しかしDysonエアーラップは逆だと感じました「ハマる人にはハマるけど、ハマらない人にはハマらない」がハッキリしている美容製品だなと。
これはご自分で実際、自分の髪に使用して確かめてみることをオススメします。家電量販店で実際使用できます。
まとめ
すごいテクノロジーを搭載している唯一無二の製品であることは確実です、使えば自分史上最高のスタイリングになるでしょう。
しかしその分クセが強い、お茶目な美容製品だなと感じました。
もしあなたが、ドライヤーとヘアーアイロン、ブラシを3つ同時に買い換えたいと思っているのならば絶対にお得な製品ではないでしょうか?
最寄りの家電量販店にあると思いますので、ぜひ一度ご自分の髪に使用してみてください、楽しいですよ。
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