こんにちは。
元エステティシャンのひとみです。
今日は、「毛穴トラブル」の第3弾です。
突然ですが、あなたはメラニンというとどんな状態を思い浮かべますか？
一番最初に思いつくのがきっと「シミ」ではないでしょうか。
紫外線を浴びるとメラニン色素が蓄積し、肌表面に茶色い色味となって現れるのが、シミです。
頬などに現れやすいこのシミですが、実は毛穴の周りにも現れるって知っていましたか？
前回ご紹介した「黒ずみ毛穴」と似て非なる「メラニン毛穴」の実態についてご紹介していきます。
Contents
メラニン毛穴の原因は？
メラニン毛穴は、毛穴の周りにメラニン色素が集まって茶色いリング状になってしまっている状態のことを言います。
もちろん先に述べた紫外線による影響もありますが、一番の原因は「詰まり・角栓」です。
毛穴は元々空洞で何も詰まっている状態ではありません。
肌を守るために常に開いたり閉じたりしています。
でも、詰まり毛穴の記事でご紹介した状態が長期間続くと毛穴にもストレスがかかります。
ストレスを感じると「活性酸素」というメラニンを発生させる物質が活発になるため、毛穴の周りにメラニンが集結してしまうのです。
黒ずみ毛穴と違って、肌自体に色味が沈着しているので洗浄だけをしっかりして取れるものではありません。
むしろ、過剰な洗顔によりそれが刺激になりさらにメラニンを集めてしまうという悪循環にもなりかねないんです。
また、過剰に出てくる皮脂が顔に常に残っていることにより、皮脂が酸化し、紫外線と結びつくことで毛穴周りのメラニンが発生するというのも原因のひとつとなります。
メラニン毛穴の対策は？
メラニン毛穴の原因は角栓と紫外線ですから、洗浄のケアと美白ケアを同時に行うのが大切です。
洗浄にお勧めなのは、酵素洗顔や炭酸パックを日々の洗顔のアイテムの中に置き換えて行うことです。
通常の洗顔だけだと取れきれない毛穴の中の詰まりをリセットすることができます。
洗浄で毛穴の中をスッキリさせた後は、たっぷりスキンケアで水分と栄養便を補います。
ここで美白ケアの出番です。
美白に効果的なビタミンCをさらに安定化させたビタミンC誘導体配合のスキンケアを使うことで今色のついてしまっているメラニンを薄くしていきます。
ビタミンCには過剰に出てくる皮脂を抑制してくれる効果もあるので、メラニン毛穴を作りにくい環境を整えてくれます。
さらにメラニン毛穴に大切なのはターンオーバーを促進し、正常化させることです。ビタミンAやEでターンオーバーを促すようなケアを取り入れてもいいかもしれません。
そして、日中はこの時期でもしっかりと紫外線対策をしてくださいね。
春や夏に比べて紫外線量が減るこれからの時期ですが、紫外線０ではありません。
下地などに含まれているSPFやPAで十分ですので、しっかりと塗布するようにしましょう。
まとめ
先にも述べたように紫外線量が少なくなる今の季節こそ、メラニン毛穴のケアに向いている時期と言えるかもしれません。
刺激を与えず毛穴の労わるようにケアをしてあげてくださいね。
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