【薄毛の悩みは男性だけじゃない！AGA】美容師が解説します

2020年4月22日 2020年4月23日

こんにちは田園調布店KiRiKoです

皆様大変な時期が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか？

私は娘もいるため仕事や生活面でも消毒液とマスクを肌身離さず、今まで気にしていなかった事までも気になるようになりました。

今まで気にしていなかったというと昨年の今頃はまだTUMUGUを田園調布に出す事も決まっておらず、ただただ勤めていたサロンで美容師とアイリストをしておりました。昨年末に美容師Maruに再会し、母が髪のボリュームで悩んでいた事を思い出しました。それからTUMUGU田園調布店をオープンする運びとなりそこで悩んでいる女性が母以外にこんなにも沢山いるということに気づかされました、同時にそんな女性の悩みの理解者になりたいと強く思うようになり今に至ります。

さて私自身も薄毛で悩む女性の理解者になる為に日々勉強であります、技術者である限り美容師もアイリストも一生勉強といいますが追求するほど奥が深いです。

今回はそのよく目にするAGAについて解説します。

AGA=FAGA

前回、女性の脱毛・薄毛の要因についてお話しましたが、その中で女性にも男性ホルモンがある事をお伝えしました

最近テレビのCMや電車の広告でもよく“AGA”という単語を目にしませんか？

この単語も本当に髪に悩みを持つ方や、それに携わる仕事の方しか気にしませんよね。

私もこうしてTUMUGUで携わることで奥深くまで知る事になりました。

“AGA”（男性型脱毛症）直訳すると「男性ホルモン依存性脱毛症」といい後述するように男性ホルモンが薄毛の発症に関与しています。

この“AGA”は女性にも起こるのでFemaleのFをつけて“FAGA”=女性男性型脱毛症と呼ばれます。あまり聞き慣れない単語ですが女性男性型脱毛症(FAGA)とは男性に多い(AGA)のいわば女性版脱毛症のことです。

Contents

1 なぜ女性のAGA＝FAGAが発症するか？
2 AGAとFAGAの違い
3 美容室TUMUGUだからこそできる事

なぜ女性のAGA＝FAGAが発症するか？

女性ホルモンには毛髪を育てる働きがあります。女性にも男性ホルモンは分泌されていますが、量が少なく、女性ホルモンの分泌により毛髪が助けられているため、薄毛や抜け毛が多少起きても気になりません。

しかし、この女性ホルモンは加齢と共に減少すると、男性ホルモンの影響が強くなり、AGAが発症しやすくなります。加齢だけでなくストレスや生活習慣の乱れ、経口ピルによる副作用なども女性ホルモンの分泌に影響すると言われています。

AGAとFAGAの違い

AGAとFAGAでは脱毛の仕方が異なり
男性の場合は頭頂部や前頭部など一部分が薄くなったり後退していくのに対しFAGAでは多くの場合、全体的なボリュームに影響するのが特徴で髪の毛が細く弱くなったり頭皮が透けて見えるようになることがあります。

発症する人の多くは女性ホルモンの減少や閉経が原因のため、40代以降の女性に多くみられてきましたが、最近では20代から進行するケースも増えてきました。

TUMUGUでは髪にコンプレックスを抱えているモデルさんを募集し、実際にカウンセリングでお悩みを聞き1人1人に合わせた施術方法で【ニット】を編みお悩みを解消するという事をニットを多くの人に伝えるために、そして勇気を出して来てくださるモデルさんの悩みを解消し笑顔になってもらうためにやっていますが、本当に男女問わず、年齢問わずです。

中には髪が少ない訳でなく頭の形、骨格が原因の方もおりますが20代の方で毛根から複数本生えるはずの髪がヘアサイクルの乱れによって生えるのが遅くなる、もしくは生えないというのが原因でボリュームが出ない方がいました。そのヘアサイクルの乱れについてはまた次回の投稿で詳しくお話しますね。

そのため前回の薄毛の要因をご自身で理解し把握することで
少しでも更新しないよう、また解消されるよう対策をしていきましょう。

症状によっては専門的な医療機関に相談し適切な処置を行うことも視野に入れましょう。