私がエステ時代に大切にしていた「ある部分」のケア

こんにちは!元エステティシャンのひとみです。

前回の記事では、スキンケアの際に使用するコットンについてご紹介しました。
参考にしていただけましたか?

エステティシャンお勧めコットン4選も合わせてみてみる

前回の記事でもお伝えしましたが、私がサロンで働いていたとき、また美容部員をしていた時にも、「化粧水、手でつけるか・コットンでつけるか論争」は幾度となく繰り返されてきました。

私としては、「どちらでもよい」が正解と思っています。

ただこれは、「なんでもいいよ~どっちでもいいよ~」とむやみに言っている訳ではありません。

厳密に言うと、「化粧水の形状に合わせて使い分けてください」という意味です。

化粧水自体がみずみずしく、手からこぼれてしまうような物であれば、肌に満遍なく塗布するためにも、コットン使用をおススメします。
逆に、とろみがあるタイプは手でなじませるように塗布していただいた方が、グーッと肌へ浸透してくれます。

また、化粧水の使い方の説明で「コットンで~」「手で~」と記載がある場合には、その付け方が一番効果を発揮してくれる付け方になります。

前回の記事ではコットンのおススメについてご紹介したので、今回は「手」についてご紹介します。

「なんだ、、手についての記事なんて興味ないわ!」と思った、あなた。
本当にいいのですか?

「手」のケアって、今使っているスキンケアの効果を高めるためにも
とーーっても大切なんですよ!

「手」でスキンケアをするメリット

1・肌の状態が分かる

ほとんどの方が毎日一度は手で自分の顔を触ると思います。
例えば顔を洗うとき・メイクをする時・仕事中思わず頬杖をつく時、
トイレで鏡を見たとき、などなど・・・。

もちろん鏡を見れば自分の肌状態は一目瞭然です。

ですが、見た目は綺麗でも実は肌がごわついていたり、毛穴がザラザラしていたり、顎にニキビが出来そうなシコリがあったり・・・とパッと見ただけでは分からない肌の変化に、手で触れることで気が付くことが出来ます。

手触りによってお手入れ方法を変えれば、見た目ももっと綺麗になりますよね!

2・コットンでは届きにくい部分までスキンケアを塗布できる

私は現在、化粧水をコットンでつけていますが、化粧水の前につけるオイルや、保湿美容液・乳液はもちろん手でつけています。

肌をマッサージしたり、目元に圧をかけないようたっぷり美容液を塗布したり、肌の細かな部分にまで指先を使いながら美容成分を届けることが出来るのは、やはり手のケアならではです。

3・肌を温めることができる

美容成分の浸透は、テクスチャーや成分によって決まる訳ではありません。

もちろんテクスチャーや成分も大切ですが、それよりも大切なのが肌の温度です。
肌の温度が暖かい=血流が良い
という事です。美容成分は血流によって肌全体に行き渡ります。

ですので、手で肌を温めながらケアをする事でより美容成分の浸透を高めてくれるのです。

 

と、手でケアをするメリットはたくさんあるのですが、元々の「手」が荒れ放題だったら元も子もありません!

ガッサガサに荒れた手でスキンケアをしても、肌に良いどころか、肌を傷つけてしまうことになりかねません。

だからこそ、私達エステティシャンは「手」のケアを怠らないのです。

私が実践していたハンドケア

エステティシャン時代に、私は手技(エステの技術)よりも手について褒めていただく事が多々ありました。

それは、私の徹底した手のケアがあったからではないかと思っています。

1・手を温める

私の手は非常に暖かいので、お客様の顔の温度が低くても自分の手で温めながら施術をしていくので、クレンジングの馴染みが早かったり、仕上げのスキンケアの浸透も他のエステティシャンよりも良いように感じると言われました。

あるマダムには「あなたの手はとっても暖かくてとてもエステ向きだけど、寿司屋にはなれないはね!」と言われました笑
(暖かい手で握ると、ネタやシャリに熱が入ってしまいますからね)

ただ、この記事を読んでいるあなたも「冷え性だから手がいつも冷たい」なんて経験ありませんか?
実際に何人ものスタッフがこのように冷え性に悩んでいました。

手の温度が冷たいとスキンケアをする際にも顔自体が冷えてしまい、せっかくの美容成分の浸透が悪くなってしまいます。

もし冷え性で悩んでいたら、スキンケアをする前に、暖かいお湯で手を温めてからスキンケアをするようにしてください。

スキンケアの最後に暖かい手で顔を包み込んであげるだけで、何とも言えな至福感があります。

2・手モデルなみに手を守る

エステティシャンになりたての頃はほとんど家事をしていなかった為、手荒れと無縁の生活をしていました。
しかし、自分で家事をやるようになると、料理中に手を何回か洗ったりするだけで手がカサカサしてきたり、大好きな海老の殻を剥いていた指先に小さな傷がいくつか出来てしまっていたり・・・。

とにかく家事は手荒れしちゃいますよね。

家事をしないという訳いはいきませんので、これだけ一点ずっと守っていたのは、食器洗いのときに必ず手袋(厚め)をすることです。

スプーン1本洗う時にも、徹底して手袋をして洗っていました。

私が働いていたサロンでは、道で転ぶときも手のひらは付かないように!と決まりがあったくらい、とにかく徹底してお客様の肌に触れる手のケアをしていました。

そこまでやるのは難しいと思いますが、食器洗いのときの手袋はぜひ実践していただきたいです。

3・ハンドクリーム

ハンドクリームは年中無休でつけている方も多いと思います。
私、実はハンドクリームが嫌いで出来るなら付けたくなんです。

何を付けてみベタベタするし、すぐに携帯触れないし、、ととにかく嫌いでした。

それでも、毎日生活をしているだけで手荒れしていくもの。
特に仕事中はハンドクリームの使用を禁止されていたので、夜家に帰る頃には手全体がしぼんで年老いてしまったようなカサカサな状態になっていることが多々ありました。

そんな私が、これなら使い続けられる!てか、使いたい!と思ったのが、「アトリックス・ビューティーチャージ」です。

こっくりしたテクスチャーなのでべたつくかと思いきや、肌になじむと割りとすぐにサラサラになります。

そして何より、寝る前につけるだけで翌日にはしっとりと指先まで潤っていて、カサカサになってしまっていた部分が肌に触れても何の違和感もないほどにスベスベになっているんです。

エステから離れた今も毎日欠かさず続けています。
だって、大事な自分の肌に触れる部分ですからね!

まとめ

昔私が見ていたドラマで「ビューティーセブン」というエステサロンが舞台のドラマがありました。

そこで主演の桃井かおりさんが、「手はどんな美容機器にも勝るとも劣らない最高の美容機器なのよ」というようなセリフを言っていたのを今でも(うろ覚えですが)覚えています。

「手当」とも言うように、手には、癒しの力や元気を与える力があると思っています。

まずはその「手」のケアを丁寧に行うことが美肌への近道になるのではないかと思っています。

今自分の手を触って、少しでもカサカサを感じたら、ぜひ今日お伝えした事を実践してみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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